★★★★★★★★ 三技協 Optiマガジン【創刊号】★★★★★★★★★★★★

===[ 目次 ]==============================================================
01. 三技協が提唱する、オプティマイゼーションカンパニーとは
02. [寄稿]三技協はセンサーSierを目指す
03. <コラム>立ち止まるなベテラン
04. [対談]セキュリティよもやま話
05. <リリース>SGCニュース 
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│04│< 対談 > ☆セキュリティよもやま話☆---第1話 プロローグ
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対談相手
A:渥美 治(株式会社三技協執行フェロー:通信や暗号技術に関する、当社の生き字引・今年冬のコンゴ出張の際には、日焼けしていたため、現地人に間違えられたことも!)
B:園田 晴美(当社スタッフ:今まで携帯電話のメールくらいしか使っていなかったため、通信やインターネットについては、頭がくらくらしてよくわからない日々。仕事の会話についていくため、少しは勉強していこうと思っている。)


●暗号と安号について


◇園田:
映画を見ると、暗号といえば軍事やスパイの分野で、盗み見されないようにするため、何となく暗くて怪しい印象があるのですが?


■渥美:
暗号という言葉は、もともと英語のCryptographを「暗号」というふうに翻訳したことが、始まりではないかと思うんだよね。
というのは、Cryptoという言葉の意味そのものが、”隠れた””秘密の”または”偽装する”という意味があって、何となく暗いイメージがあるね。だから明治の人は「暗号」と訳したんじゃないかと、ワシはニラんでいるだが。
三技協 セキュリティよもやま話 暗号について

◇園田:
そういえば、この前ネットショッピングで、マッサージチェアを買ったときに、クレジットカードの番号を入力する欄があって、このときに、インターネットのソフトの下のほうに、カギのマークがついて、「このページは暗号化しています。」といったような内容を見たことがありますね。


■渥美:
肩こりでもするのかな?
例えばインターネットショッピングでは、他人からのぞき見されてカード番号を盗聴されることや、他人になりすまして、勝手に買い物されてしまうトラブルがあるため、セキュリティは欠かせない技術になっているんだ。
インターネットでは同じように暗号技術を使っている、セキュリティという言葉は、日本語では”安全”と訳され、なぜかほっとするイメージが強く、訳しかたによる影響が大きいんじゃなかと、いつも思っているんだよ。

そのため、インターネット時代のセキュリティ技術は、かつての外交官やスパイが小説さながらに、虚虚実実の駆け引きをしてきた、”暗号”ではなく、一般の方々が気軽に安心して活用するもので、今となっては”安号”と訳すべきだと、日本の暗号学の大御所で、情報セキュリティ大学院の学長である辻井重明さんは、よく講義で述べてられていたんで、まさその通りだと感じたね。


◇園田:
それって受け売りなんじゃないですか?


■渥美:
冗談言っちゃいかんよ。そんなことはない!


◇園田:
ところで、渥美さんってしょっちゅう海外に出張していらっしゃって、よくわからないんですが、どんなお仕事を中心になさっているんですか?


■渥美:
私は今まで、株式会社三技協において、安心して活用できる「安号技術」について長年研究してきました。

園田さんのように全く予備知識が無くても、理解できるように、どのようにして”安号”技術を実現できるのか、セキュリティについて、色々と面白い話をこれから10話に分けて、よもやま話として説明していきましょう。(汗)


◇園田:
そうしてくださいよ。いつも難しい話をしているんで、初心者の私にも、お菓子を食べながらでも理解できるように、わかりやすく話してもらえますか?


■渥美:
仕事なんだから、真面目に聞いてよね。

そもそも、世の中では、「絶対安心」「絶対解読できない」というと、まゆつばだという場合も多いです。歴史などの人文科学は別として、物理化学などの自然科学では、絶対ということもあり得るように思います。

自然科学の中でも、天動説のように過去に絶対と思われたことが、後世に覆されたこともありましたが、絶対が存在しないということではありません。
大切なのは、「絶対ということは絶対存在しない。」と決めつけてしまうと、仕事でも研究でも、あまり好ましくないんじゃないかと思います。

現に、2000年以上前のギリシア時代に発見された「ピタゴラスの定理」などは、今でも十分活用できるものであり、これなどは絶対の領域になっていると思います。

話を元に戻して、それでは「安心して活用できる”絶対安全”な暗号技術は存在しますか。」といった質問ですと、その答えは「はい。存在します。」ということになります。

というのも1949年(昭和24年)、当時MIT(マサチューセッツ工科大学)の教授で、「シャノンの定理」として有名な情報通信理論の学者であったシャノンは、”Communication Theory of Secrecy Systems”という論文を発表しました。

この論文では、「絶対安全な暗号技術は存在する。」と述べ、現在に至ってもまだ反論は述べられていません。

このインターネット時代において、様々な技術が実用化されていますが、あくまで「シャノンの定理」の中の技術であり、人類はこの定理の恩恵でインターネットを活用しているのです。

そこで三技協では、”シャノン様”の理論を土台とし、インターネット時代に必要な絶対安全な「安号技術」の開発を、2000年から開始し、現在ではその技術は完成域に到達しつつあります。


◇園田:
ところで、渥美さんは1949年には、生まれていらっしゃったのですか?


■渥美:
私はもっと若いんだ。そんなに老けてはいない!


※第2話 「面白い暗号の歴史」については、次号にお届け致します。
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