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世界で初めての完全系暗号技術を用いた認証・秘匿システム

真性乱数生成技術
乱数には、コンピュータのアルゴリズムなどで乱数を発生させる擬似乱数と、自然界の物理現象などを使って乱数を発生させる真性乱数の二つがありますが、三技協が独自に開発した乱数は真性乱数に関するものです。真性乱数は、偶然性、非再現性、予測不可能性の特長を持ち、この乱数を発生させるためには特殊なハードウェアなどが必要であるとされてきましたが、三技協はゲート数約100、速度50MB/Sec、消費電力1mAの超小形で且つ低消費電力な真性乱数生成回路により実現できます。

三技協が提案する認証・秘匿システム
暗号の方式には、一般に共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の二つがあります。以下に、これらの特徴と問題点を説明し、三技協が提案する認証・秘匿システムを説明します。

1)共通鍵暗号方式
共通鍵暗号方式とは、暗号化と復号化に同一の鍵を用いる方式です。信頼のおけるユーザ間で共通鍵を共有し、復号と同時に通信相手を認証できるといった特徴をもっています。しかしながら、共通鍵はユーザ間で秘密に保管されなくてはいけないので、鍵の配送は手渡しが原則です。ユーザ数が増加すると鍵の手渡しが困難になり運用面で問題が生じます。また、共通鍵はユーザ間で共有されるため、ユーザの一人が鍵を第三者に漏洩するとユーザ全員が情報漏洩の脅威にさらされることになります。
共通鍵暗号方式
鍵配送と情報漏えいのリスクがある
(クリックすると拡大図をご覧頂けます)

2)公開鍵暗号方式
一方、公開鍵暗号方式とは、暗号化と復号化でそれぞれ異なる鍵を用いる方式です。片方の鍵を相手に公開することから公開鍵暗号と呼ばれています。公開鍵の暗号方式により、ユーザ数の増加に伴う共通鍵の配送問題と情報漏洩の脅威は解消されましたが、ユーザ間の相手認証ができないという新たな問題が生じています。
公開鍵暗号方式
ユーザ全員の情報漏えいを防ぐ事が可能。 しかし、相手認証ができない
(クリックすると拡大図をご覧頂けます)

3)三技協が提案する認証・秘匿システム
本認証・秘匿システムは、このように共通鍵暗号方式で問題となっている鍵配送の問題と鍵漏洩による情報漏洩の問題、公開鍵暗号方式で問題になっている相手認証の問題を解決したものです。本認証・秘匿システムは、ユーザ間で乱数を通信により配送し、完全な不可逆演算より導かれた乱数を共通鍵として共有します。この共通鍵は、使用する度に変化し、ユーザに固有であるため、万一第三者に鍵が漏洩してもユーザ全員が情報漏洩の脅威にさらされることはありません。 このように真性乱数に基づく完全系暗号と、三技協が提案する認証・秘匿システムを組み合わせることにより、不正侵入、なりすまし、盗聴、暗号解読を完全に防止することができます。
三技協が提案する認証・秘匿システム
鍵配送問題と情報漏えいリスクの解消。加えて、相手認証を実現
(クリックすると拡大図をご覧頂けます)

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